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TORTURE −対女性拷問者−
第6章 禁じられた遊び



「そうか……」



綺梨の告白に、麗夜は小さく呟いた



“コイツが…結婚するのか……”



「……ハハッ、傑作だな。全く想像できん」

「ちょっと、人が本気で悩んでるのに……」

「何故だ? めでたいことじゃあないか」



そう言われて綺梨は顔を背けた



「もういいです……」

「泣くのか?」

「泣きません!」



それでもやっぱり泣きそうで、綺梨は自分の腕に顔を埋める



「泣いたら負けだとか、思っているだろう」

「……!」

「くだらんプライドだ。お前はいつもそうやって気を張っている。姫と呼ばれるのが嫌なら、まずそんなプライドは捨てろ。

泣きたいなら泣け」



その言葉に、綺梨の堰が切れた

大声で泣きながら、自分の想いを吐き出してゆく



「なんで…っ……私が姫なのよ……姫なんて嫌なのに! 他に姫になりたい人なんて……っ…たくさんいるのに!」

「姫が嫌なものだと分かるのは姫になった奴だけだ。

お前も姫じゃなかったら、なりたいと思っただろうよ」

「じゃあ私は幸せだっていうの!?」

「自分が不幸だと思って愉しいのか?」

「だってそうとしか思えないんだもの……っ」

「それはとんだ被害妄想だな」



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