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TORTURE −対女性拷問者−
第6章 禁じられた遊び
だが、麗夜の瞳は哀しげなままで−−−
「お前の母親は……」
「それに、今は貴方がいるからいいの」
何一つ解決していないのに、散々喚いて心が軽くなった
そして同時に襲ってくる眠気
「おい!?」
「ありがとう……レイ…ヤ……」
そのまま眠ってしまった
「ハァ……仕方ない」
麗夜は彼女を抱え上げ、城の地下へと入って行った−−−
「あーあ、最近退屈だわ」
客人用の部屋で、ベッドに身を投げ出しているのは叶である
「退屈って、また遊べばいいじゃない」
その傍で、透もゆったりと座っていた
「だって最近治安部隊がウルサイんだもの。
あなたが長になったら、ちゃんと手綱引いててちょうだいね」
「長になるのは僕じゃなくて、綺梨姫様だよ」
「どっちでもいいのよ」
叶は大きく伸びをする
身体が引っ張られ、その大きな胸が服からこぼれ出そうになった
「退屈なら僕が紛らわせてあげるよ」
「あんっ」
透は姉に近づき、後ろから胸を揉みしだく
「にしてもほんと理解できないな……自分で女の子斡旋して男の相手させといて、両方とも殺すなんて」
「それはだって…ンッ……仕事だもの。“女性の貞節を守る会”の。
まぁ、斡旋の方は…ッ……完全に趣味だけど」