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親友が襲われまして・・・・
第8章 何色の日々
扉のほうへ向かおうとした美恵の手首をやや強引に豊は掴んだ。


「待て」

豊が左手を彼女の頭の後ろへ回した。


「は?……!んぐっ」


支えるように口づけ。


続いて、ちゅぷチュプという、いやらしい音が鳴る。


豊は美恵との接吻を拓也に見せつけるような構図をとる。


美恵が顔を反らそうとしても許さない。



挑発だった。



「随分仲良くなったんだね!うん、生徒間は仲良くないと!・・・・だけどさ」



拓也は依然、笑顔のままだ。

そして、そのまま二人に近づく。


「このまま君たちだけで楽しむってのは・・・・ね?」


拓也は美恵の傍にしゃがみ、彼女の太股に顔を近づけた。




「!!!」

びくんっと彼女の体が揺れた。



太股の筋をなぞるように、拓也がキスし続けていたのだ。

白い肌に桃のようなピンク色がついていく。



何か言おうとしても、豊が口を封じてくる。
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