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親友が襲われまして・・・・
第8章 何色の日々

ここに来る奴なんていないのに。
なら、それは・・・・・
ブー、とその近づいてくる人物の携帯がなった。
足音は止み、その人物は声を出す。
「もしもし?あぁ、山田。・・・カラオケ?うーん・・・残念だけど止めておこうかな」
拓也だ。
美恵はそっとその場から逃げ出し、ドアを引いた。
誤算だったのは、そのドアが老朽化していて、大きな開閉音が響いたこと。
拓也はクスリと微笑んで、やや強引に電話を切り、ロッカールームの部屋に入った。
大きな音がした。
美恵はびくりと体をふるわせた。
息を押し殺す。
気配を消す。
絶対に見つからない。絶対に。
なら、それは・・・・・
ブー、とその近づいてくる人物の携帯がなった。
足音は止み、その人物は声を出す。
「もしもし?あぁ、山田。・・・カラオケ?うーん・・・残念だけど止めておこうかな」
拓也だ。
美恵はそっとその場から逃げ出し、ドアを引いた。
誤算だったのは、そのドアが老朽化していて、大きな開閉音が響いたこと。
拓也はクスリと微笑んで、やや強引に電話を切り、ロッカールームの部屋に入った。
大きな音がした。
美恵はびくりと体をふるわせた。
息を押し殺す。
気配を消す。
絶対に見つからない。絶対に。

