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親友が襲われまして・・・・
第10章 君と過ごす土曜日

再び、人の目に晒される。
美恵にはいまいち分かっていないようだが、二人は周りから『美男美女カップル』という目で見られているのだ。
遙はややうつ向きながら、美恵の後ろを歩く。
「隣で歩かないの?」
「ごめん・・・・やっぱりちょっと美恵がかっこよすぎて・・・」
その言葉を聞き、呆れたように美恵は鼻で笑った。
「わっ・・・」
またもぐいっと手首を引っ張られる。
そして強制的に遙の体は美恵の横に寄せられる。
「みみみみ美恵!?そそその手は・・」
「・・・逃がさないよ?」
「え・・・」
遙の腰に回された美恵の手の力が強くなる。
呼応するように遙の体の芯が熱く・・・・高揚していく。
そして『美少年』は可愛い『姫』に呪文を呟いた。
「遙、逃がさないよ」
「俺の傍にいろ・・・・守ってやるから」
まるで・・・・人の皮を被った『狼』のように・・・・・・『番犬』は『姫』に色香を漂わせた。
美恵にはいまいち分かっていないようだが、二人は周りから『美男美女カップル』という目で見られているのだ。
遙はややうつ向きながら、美恵の後ろを歩く。
「隣で歩かないの?」
「ごめん・・・・やっぱりちょっと美恵がかっこよすぎて・・・」
その言葉を聞き、呆れたように美恵は鼻で笑った。
「わっ・・・」
またもぐいっと手首を引っ張られる。
そして強制的に遙の体は美恵の横に寄せられる。
「みみみみ美恵!?そそその手は・・」
「・・・逃がさないよ?」
「え・・・」
遙の腰に回された美恵の手の力が強くなる。
呼応するように遙の体の芯が熱く・・・・高揚していく。
そして『美少年』は可愛い『姫』に呪文を呟いた。
「遙、逃がさないよ」
「俺の傍にいろ・・・・守ってやるから」
まるで・・・・人の皮を被った『狼』のように・・・・・・『番犬』は『姫』に色香を漂わせた。

