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親友が襲われまして・・・・
第10章 君と過ごす土曜日
「あ、江口!それと・・・相川?今日は買い物?」
そこは、男性と女性の服を同じ店内で売るショップだった。
そこで美恵はあからさまに嫌な顔をした。
「会長も珍しいね・・・へー、ここで服買ってるんだ~」
遙と当然のように話す『会長』こと拓也。
流石に彼は美恵の正体に気づいたようだ。
「江口可愛いね~!今度一緒に映画行こうよ?」
「え~・・・遠慮しようかな?」
「じゃあ生徒会メンバーでどう?」
「あ、それなら賛成!」
「江口は相変わらずガード堅いね・・・・風邪、治った?」
「会長が誘いすぎなだけなんじゃない?・・・・風邪はなんとか、ね」
拓也は『風邪』を口にしたとき、柔らかな目のままで美恵のほうを見た。
“ここで拓也と出会ったのはおそらく、『偶然』じゃないな”
と疑る美恵を無視して遙と拓也の会話は続いた。
そこは、男性と女性の服を同じ店内で売るショップだった。
そこで美恵はあからさまに嫌な顔をした。
「会長も珍しいね・・・へー、ここで服買ってるんだ~」
遙と当然のように話す『会長』こと拓也。
流石に彼は美恵の正体に気づいたようだ。
「江口可愛いね~!今度一緒に映画行こうよ?」
「え~・・・遠慮しようかな?」
「じゃあ生徒会メンバーでどう?」
「あ、それなら賛成!」
「江口は相変わらずガード堅いね・・・・風邪、治った?」
「会長が誘いすぎなだけなんじゃない?・・・・風邪はなんとか、ね」
拓也は『風邪』を口にしたとき、柔らかな目のままで美恵のほうを見た。
“ここで拓也と出会ったのはおそらく、『偶然』じゃないな”
と疑る美恵を無視して遙と拓也の会話は続いた。