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親友が襲われまして・・・・
第10章 君と過ごす土曜日
「良いジャケットあって良かった~」



あのあと拓也からの激しい猛アタックを軽くあしらいながら、遙はさっさとジャケットを買った。

拓也が美恵に話しかけることはなかった。



【遙に手を出したら問答無用で潰すよ?】と美恵は彼を睨み続けた。



「会長は爽やか過ぎるね」


眩しい美恵の男姿にも慣れたのか、遙は先程のことを嬉々として話す。


「遙は拓也に興味ないの?」


「んー、友達と会長以上には見れないかな~。頼りにはなるんだけど」


「へぇ」


「美恵は伊修院くんとラブラブで良いねぇ」

にやにやと笑う遙。

「そんなことは・・・」


「えぇー、でもさ・・・・」


遙は美恵の耳に口を近づけた。












「・・・・ね?」


苦笑いしか返せない。


「どうなの?」


「ん・・・・まぁ、気持ち良い・・・かな?」


顔を赤らめてそう言った。















『彼とエッチするの、気持ち良いんでしょ?』
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