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親友が襲われまして・・・・
第11章 君と過ごした土曜日
何で、何で私ばっかりこんな目に・・・・・・・。


遙は自分の運の悪さを憎む。


いくら美しかろうと、人気のない公園。


集まった七人の男たちは獲物を見つけたかのように笑った。






逃げ出そうとしたが、足が震えて上手く逃げられない。


あの日の記憶が、悪夢が、再び思い出される。

体育倉庫に監禁されて猿のように腰をふる男たちの下品な肉棒を加えた、屈辱的なあの日・・・・・。




「た・・・たすけ・・・・・」



「無駄だぜ?嬢ちゃん・・・・俺たちがいつもここでボランティアしているせいか、この時間、この公園には誰も人が寄り付かねぇんだ・・・・・」

そう言いながらその男は遙の隣に座り、彼女の太股にそっと手を出した。



「そうそう。居たとしても女なら君と同じように怖い・・じゃないや。楽しいことさせればいいし、男なら・・・・・・」


「!?」



別の男は懐からおもむろに、ナイフを取り出した。


「これちらつかせば、邪魔しないし」



(美恵・・・・!来ちゃだめ・・・・・!)



















「?」

今・・・変な感じが・・・・・・・







心配になった美恵は、炭酸缶ジュース二本を持ったまま、もと居たところへ走った。





















ガシャリと、手から缶ジュースが滑りおちた。そして七人の男たちはその存在に気づいた。




















「てめぇら!!!!!!!!何やってんだ!!!!!!」
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