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親友が襲われまして・・・・
第11章 君と過ごした土曜日
「ふぅん・・・・なら、遠慮なく」
根暗のような顔の男は、ナイフを美恵の顔面へ向けて突き出した。
「ーー遅い」
やはり『彼』はナイフをかわし、相手の懐へ潜り込んだ。
「本気で刺そうとしたこと、ないんだろ?ド素人」
相手の顎に全力のアッパー。
地に這う男は三人。残りは四人。
「な・・・舐めやがってぇぇ!!!」
次は二人で『彼』へ向かってくる。
二人の攻撃を後ろに下がりながらひょい、と避け続ける。
「流石に二人では勝てないだろ!!??」
「ん?あぁ、足元注意」
美恵は急にしゃがみ、落とした缶ジュースを二人の足元へ転がした。
ギャグのように、二人はシンクロして倒れた。
くくっ、と『彼』は苦笑。
「さて?あと二人になったな。どうすんの?」
破れた穴から出た炭酸飲料の音を鳴らしながら、もう一度遙と男たちの方へ近づく。
根暗のような顔の男は、ナイフを美恵の顔面へ向けて突き出した。
「ーー遅い」
やはり『彼』はナイフをかわし、相手の懐へ潜り込んだ。
「本気で刺そうとしたこと、ないんだろ?ド素人」
相手の顎に全力のアッパー。
地に這う男は三人。残りは四人。
「な・・・舐めやがってぇぇ!!!」
次は二人で『彼』へ向かってくる。
二人の攻撃を後ろに下がりながらひょい、と避け続ける。
「流石に二人では勝てないだろ!!??」
「ん?あぁ、足元注意」
美恵は急にしゃがみ、落とした缶ジュースを二人の足元へ転がした。
ギャグのように、二人はシンクロして倒れた。
くくっ、と『彼』は苦笑。
「さて?あと二人になったな。どうすんの?」
破れた穴から出た炭酸飲料の音を鳴らしながら、もう一度遙と男たちの方へ近づく。