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親友が襲われまして・・・・
第11章 君と過ごした土曜日
「なん・・・で・・・」


その言葉を遮るように、豊は美恵の口を自分の口で塞いだ。


「ん・・・・」


「休んでろ・・・・・さて、今見た通りだ。何だ?今俺は可愛い異性の彼女にキスしたんだが・・・?」


「待て・・・!ソイツ、女・・・!?」


美恵から離れた男たちは、また現れた美しい男に注目した。


すると豊は美恵のタンクトップを控えめにめくり、男たちに見せた。


「サラシ・・・!」


「結構良い体してるだろ?まぁ、ブタ箱に入る前のせめてものサービスだ。これ以上は俺が許さん」


「な・・・!?」



「あぁ、それはそうとーーーー」


豊は狂気を感じる笑顔で言った。







「後方注意だ」






後ろに振り向く時間もなく、一人の男は地面にでこを押し付けられた。


そっちに気がいった時に、豊は棟梁と思われる男の馬乗りになった。





「彼女の口から血の味がしたんだが・・・・てめぇの所業だな?」

目は血走っていた。
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