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親友が襲われまして・・・・
第11章 君と過ごした土曜日
「・・にしても豊があんなに取り乱すなんて久々だな~・・・遙ちゃんどうかした?」


「何で・・・助けてくれたの?」


陽の腕の中で、放心しきった状態で遙は尋ねた。


「あぁ・・・・ほら、あそこ見て」


陽が指差したのは、公園から遠くに見れる建物だった。


あれは・・・確か昔、工場だった・・・・


「俺ら、あそこで何時も溜まってるんだ・・・・よっと」



男の一人が陽に襲いかかるが、簡単にそれを避ける。


「二人来たぐらいで調子に乗んなぁ!」


「二人?違うよ」



遙は男の後ろから、暗闇に混じり、何かを振り上げる人影を見ていた。




「うがっ!!」


「あんはんら、隙が多いなぁ・・・・」


赤い着物の女性だ。しかも木刀を所持している。



「姉さん・・・やりすぎ・・・・」


恐ろしそうに陽は言う。

『姉さん』と呼ばれた女性は息を一つ吐いて艶っぽく笑う。


「今更遅いでぇ?姉弟何年やっとん?」



姉弟なんだ・・・・それにしては口調も違うけど・・・・・。




呆れたように笑いながら、
「じゃあ残りも片付けようか」
と呟いた。
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