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親友が襲われまして・・・・
第11章 君と過ごした土曜日
「女子(おなご)を傷つけるとは・・・・ええ度胸しとんなぁ・・・・」
「ひぃっ!!!ごめんなさい!!やめt・・・・」
灯は男の命乞いを鼻で笑う。
「醜いわ・・・!黙り!」
慣れた手つきで木刀を振り上げる。
男なんてこんなものなのだろう・・・。
こんな奴等に期待しろ?
家族にも裏切られた私に、そんなことは出来なかった。
「姉さん、ストップ」
その声で、振り下ろす木刀を止めた。
後ろには女の子を抱き抱えた可愛い弟。
「やり過ぎたら駄目でしょ?」
木刀をゆっくりおろす。
「・・・・・ありがとう」
額から大粒の汗が流れおちた。
目の前の男は腰を抜かし、全身が小刻みに震えている。
そう、あれは過去のこと。
もう私はあの頃のように子供じゃない。
私はあの男の汚い肉便器ではないのだ。
「ひぃっ!!!ごめんなさい!!やめt・・・・」
灯は男の命乞いを鼻で笑う。
「醜いわ・・・!黙り!」
慣れた手つきで木刀を振り上げる。
男なんてこんなものなのだろう・・・。
こんな奴等に期待しろ?
家族にも裏切られた私に、そんなことは出来なかった。
「姉さん、ストップ」
その声で、振り下ろす木刀を止めた。
後ろには女の子を抱き抱えた可愛い弟。
「やり過ぎたら駄目でしょ?」
木刀をゆっくりおろす。
「・・・・・ありがとう」
額から大粒の汗が流れおちた。
目の前の男は腰を抜かし、全身が小刻みに震えている。
そう、あれは過去のこと。
もう私はあの頃のように子供じゃない。
私はあの男の汚い肉便器ではないのだ。