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親友が襲われまして・・・・
第12章 妖魔の日曜日
「はっ…うっん!!……あぅっ!」


息が出来ない。させてくれない。唇が、舌が、頭が…痺れるーー


「やっ…待っ」

手を使って抵抗を試みたが、大きな金属音と共に快感が美恵を襲う。

「んん…!なっ、なんだよ、これ」



鎖。
鎖がベッドと美恵を繋いでいた。
まるで初めて抱かれたあの日の様に……



「……お前は繋がれている時、いい顔をする」

耳元で熱い息を吹きかける。


「ひっ、なに言っ」


豊は彼女の耳を唇で挟むように噛んだ。

甘い疼きが彼女をいたぶる。



「あぁあああ/////」

「薬が効いているのか…?それともお前は元よりこんなにいやらしい女だったのか…?」


またも耳元での吐息。

美恵は快感と屈辱感と同時に違和感を覚えていた。


こいつ…わざと私を挑発している…



「なぁ?美恵。俺が最初に持ちかけたゲーム…覚えてるか……?」


ゆっくり、じんわりと耳に熱を残す言葉。


「ふっ…忘れひゃこと…ない」
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