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親友が襲われまして・・・・
第2章 番犬
それからはあっと言う間。
大勢で襲いかかる男たちを手玉にとりながら、血の海を作り上げた。
遙が泣いている声を聞きながら、美恵は怒りを膨らませた。
一人の倒れた男に近づき、カメラを取りあげる。
『録画中』と表示された液晶画面を睨み付け、足で踏み潰す。
そして彼女は男の懐からスマホを奪い、着信履歴を探った。
『伊修院 豊』
という名前が並んでいる。
「・・・・遙・・・帰ろう・・・」
「・・・・・」
弱く頷き、縄を解こうとしたとき。
男から奪ったスマホが反応した。
美恵は遙から離れ、スマホを耳に近づけた。
大勢で襲いかかる男たちを手玉にとりながら、血の海を作り上げた。
遙が泣いている声を聞きながら、美恵は怒りを膨らませた。
一人の倒れた男に近づき、カメラを取りあげる。
『録画中』と表示された液晶画面を睨み付け、足で踏み潰す。
そして彼女は男の懐からスマホを奪い、着信履歴を探った。
『伊修院 豊』
という名前が並んでいる。
「・・・・遙・・・帰ろう・・・」
「・・・・・」
弱く頷き、縄を解こうとしたとき。
男から奪ったスマホが反応した。
美恵は遙から離れ、スマホを耳に近づけた。