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親友が襲われまして・・・・
第2章 番犬
「・・・ぶっ殺す・・」
『・・・・面白くなってきたな。俺は廃工場の跡地にいる。・・・・来い』
美恵は静かにスマホを耳から離し、遙に近づき、言った。
「・・・・うちのマンションに泊まって。学校はしばらく休んで・・・お母さんに電話しないとね」
他の者に見せない笑顔を遙に向け、彼女の手をとった。
「絶対に、外に出ないで。・・・守るから」
遙は頷き、手を引かれるがまま、学校を出て、夜道を歩いた。
美恵のマンションの部屋の前に立ったとき、遙は彼女に微笑んだ。
「ありがとう」
美恵には、泣き顔に見えていた。
「部屋から出てはいけない」と念をおし、美恵はマンションを後にした。
二人を尾行していたと思われる男達に暴行を加えながら、茶髪の少女は廃工場へ向かう。
親友に犯した罪を裁く為。
遙の屈辱を晴らす為。
『・・・・面白くなってきたな。俺は廃工場の跡地にいる。・・・・来い』
美恵は静かにスマホを耳から離し、遙に近づき、言った。
「・・・・うちのマンションに泊まって。学校はしばらく休んで・・・お母さんに電話しないとね」
他の者に見せない笑顔を遙に向け、彼女の手をとった。
「絶対に、外に出ないで。・・・守るから」
遙は頷き、手を引かれるがまま、学校を出て、夜道を歩いた。
美恵のマンションの部屋の前に立ったとき、遙は彼女に微笑んだ。
「ありがとう」
美恵には、泣き顔に見えていた。
「部屋から出てはいけない」と念をおし、美恵はマンションを後にした。
二人を尾行していたと思われる男達に暴行を加えながら、茶髪の少女は廃工場へ向かう。
親友に犯した罪を裁く為。
遙の屈辱を晴らす為。