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親友が襲われまして・・・・
第2章 番犬
陽はサビがついた戸を開ける。

そこには、若い女が大勢、裸で転がっていた。

いずれも、彼の姿を見て頬を染めていく。


「床は・・・・綺麗だね。これならみんなと愛し合うことができるよ」

そう笑顔で陽が言うと、女達は可愛い声を口々に出し始めた。


陽を誘う声、自分に気を持っていこうとする声、他の女を罵倒する声・・・・。

「・・・・すっかりやみつきになったな、この女達も」

陽の近くに寄ってきた豊を見て、女達はまた黄色い声をあげた。


「・・・・で?今週の妊娠が確認できた数は?」

「二人・・・かな。ほら、あの二人」

陽が指差した二人を確かめ、豊は言う。

「わかった。また片付けておく」

「あ、豊。次は遙ちゃんがいいな」

「・・・いずれ、番犬に連れてこさせるさ」
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