パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 復讐と獲物

その顔は、豊が見たこともないような美しさを秘めていた。


美恵はなおも、足と片方の手で抵抗を続けている。

その抵抗をも無視し、強引に美恵に口づけをした。

「ん…ふっ……」

突然の行為に戸惑いを感じたが、もがき続ける。


が、豊は次に自分の舌を美恵の口に侵入させた。

びくり、と体が反応し、力が少し抜ける。鳥肌が立ち、気持ち悪さを実感した。



豊の口づけは、いつも女遊びしている陽にも認められるほど上手い。

口づけだけでも快楽を感じる女もいるほどに。



美恵は臆することなく、めいいっぱい足を豊の体に叩きつけた。


豊はひるんだが美恵の手を離さず、またすぐに体を近づける。

今度は彼女の後ろに立ち、彼女の片方の足を踏んだ。


「逃げられないな」

「・・・・」

睨みつけることしかできない。