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親友が襲われまして・・・・
第3章 復讐と獲物
豊満な胸を包みこんでいるせいか、谷間がくっきりとそこにあった。

豊は谷間に人差し指を突っ込む。
きついが、柔らかい。

美恵は片手で豊の腕を掴むが、やはり力では勝てるわけがなかった。

掴まれている手の力が緩むことはない。

ずぶずぶと谷間を進んでいく感覚に殺意を覚えながら、彼女の意識は自分の腰のほうへ向かった。


硬い何かが、あたっている。
何かはだいたい想像がついたが、寒気を感じ、首を振った。


「・・・・気持ち悪い。離せ」

そう美恵が豊の顔を覗きながら言うと、彼は余裕を見せながら笑った。


「俺を殺すんじゃなかったのか?」

「手をあげないんじゃなかったのか?」
美恵も返す。

「暴力はしないということさ。俺がほしいのはお前の体だ」

「気持ち悪い」

「気持ち悪くて結構。だが少し、生意気すぎたな」

掴まれた手に、力がこめられた。
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