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親友が襲われまして・・・・
第4章 敵に抱かれる夜
次は工場の奥の奥。
工場が現役だったころは、ここが核だったのだろう。
たくさんの機械・・・・などはもう片付けられていたが、代わりに大きなモニターが中心に置かれている。
大きなパソコンのように見える。
美恵がその部屋に入ったときには、青いモニターとその前に立つ人物が見えた。
「・・・・何ここ」
豊は美恵の問いに答える。
「下着の前に、重要な贈り物だ。俺のことを信用してもらわなければな」
豊は自分のズボンのポケットから小さな長方形の物体を取り出した。
それを持って、モニターの前に立つ人物に近づく。
「灯(あかり)、この映像を映してくれ」
どうやら女性のようだ。
美恵も彼女に近づくと、彼女の姿が鮮明にわかった。
着物。きれいな赤色の着物を着た、大人の女性。
歳は20くらい?美恵よりも少し大人びてみえた。
灯、と呼ばれた女性はにっこりと笑い、豊から物体を受け取った。
「ちょっとだけ待っといてなぁ」
そう言うと彼女は手元の差し込み口にそれをさしこんだ。
工場が現役だったころは、ここが核だったのだろう。
たくさんの機械・・・・などはもう片付けられていたが、代わりに大きなモニターが中心に置かれている。
大きなパソコンのように見える。
美恵がその部屋に入ったときには、青いモニターとその前に立つ人物が見えた。
「・・・・何ここ」
豊は美恵の問いに答える。
「下着の前に、重要な贈り物だ。俺のことを信用してもらわなければな」
豊は自分のズボンのポケットから小さな長方形の物体を取り出した。
それを持って、モニターの前に立つ人物に近づく。
「灯(あかり)、この映像を映してくれ」
どうやら女性のようだ。
美恵も彼女に近づくと、彼女の姿が鮮明にわかった。
着物。きれいな赤色の着物を着た、大人の女性。
歳は20くらい?美恵よりも少し大人びてみえた。
灯、と呼ばれた女性はにっこりと笑い、豊から物体を受け取った。
「ちょっとだけ待っといてなぁ」
そう言うと彼女は手元の差し込み口にそれをさしこんだ。