この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
親友が襲われまして・・・・
第4章 敵に抱かれる夜
動物は、何度も呼ばれるうちに名前を覚えるという。
同じ手口で豊は美恵の心を揺らす。
一度固めた決意を崩す。
同時に耳に覚えさせる。
お前は俺の所有物だ、と。
彼女は心の中で叫ぶ。
『こんな奴に所有されるのは嫌だ』
『こんな奴に犯されるのは嫌だ』
『死んだほうがまし』
『だけど、遙が悲しむのはもっと嫌』
『彼女の為なら自分の体を売ってもいい』
『屈辱も受け入れてやる』
何も言わずにUSBを受け取り、彼女はブレザーのポケットに入れた。
証拠を手に入れたのだ。
「綺麗な顔やなぁ・・・・・マスクで隠しても無駄やで?あぁ…そそる」
「灯、顔」
「あぁっ、これは失礼・・・・あ、陽はまたハーレムかいな?」
「もちろん。じゃあ、俺たちは戻るから」
豊は美恵の腰に手をまわし、足早にその部屋を出ていった。
同じ手口で豊は美恵の心を揺らす。
一度固めた決意を崩す。
同時に耳に覚えさせる。
お前は俺の所有物だ、と。
彼女は心の中で叫ぶ。
『こんな奴に所有されるのは嫌だ』
『こんな奴に犯されるのは嫌だ』
『死んだほうがまし』
『だけど、遙が悲しむのはもっと嫌』
『彼女の為なら自分の体を売ってもいい』
『屈辱も受け入れてやる』
何も言わずにUSBを受け取り、彼女はブレザーのポケットに入れた。
証拠を手に入れたのだ。
「綺麗な顔やなぁ・・・・・マスクで隠しても無駄やで?あぁ…そそる」
「灯、顔」
「あぁっ、これは失礼・・・・あ、陽はまたハーレムかいな?」
「もちろん。じゃあ、俺たちは戻るから」
豊は美恵の腰に手をまわし、足早にその部屋を出ていった。