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親友が襲われまして・・・・
第1章 崩壊の足音
遙は知らない。
自覚できていないのだ。自分は『可愛すぎる』ということを。
そう、散々幼馴染みに憧れを抱いていながら、彼女の美貌も凄まじいものだ。
高校に入学する生徒の大半が、彼女の噂を聞きつけて、という志望動機というぐらい。
コンプレックスを持っているようだが、胸もあるほうだと美恵は思っている。
当然ながら、遙を強引にオトそうとする輩も多い。それらを気づかれずに一掃しているのは、幼馴染み。
「・・・・早く卒業したい・・・」
「え?」
「高校。つまらないから」
早く卒業して、遙を危険なところから離れさせたい。その一心。
それまでは、『最強』の名を譲るわけにはいかないのだ。
自覚できていないのだ。自分は『可愛すぎる』ということを。
そう、散々幼馴染みに憧れを抱いていながら、彼女の美貌も凄まじいものだ。
高校に入学する生徒の大半が、彼女の噂を聞きつけて、という志望動機というぐらい。
コンプレックスを持っているようだが、胸もあるほうだと美恵は思っている。
当然ながら、遙を強引にオトそうとする輩も多い。それらを気づかれずに一掃しているのは、幼馴染み。
「・・・・早く卒業したい・・・」
「え?」
「高校。つまらないから」
早く卒業して、遙を危険なところから離れさせたい。その一心。
それまでは、『最強』の名を譲るわけにはいかないのだ。