この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
親友が襲われまして・・・・
第4章 敵に抱かれる夜
四月の末。
まだ少し寒いので、美恵はジャケットに手を入れ、USBをいじっていた。
証拠を手に入れたが、これは使えない。
訴えても相手にされないし、何より遙が可哀想だ。
美恵の瞳は濁っていた。
いつの間にか着いた自分のマンション。
部屋の前に立ち、彼女は呼び鈴をならした。
遙が怯えるかもしれないから。
しかし、いくら待っても返事がない。
仕方なく合鍵で鍵を開け、部屋に入る。
「遙ー」
「遙ー」
リビングにも、トイレにもいない。
美恵の部屋にも、寝室にも。
そして風呂場に足を運ぶと、彼女の心臓と体温は速くなり、高くなった。
「遙!!!はる・・・・」
倒れていたのは遙。
カミソリ、そして血。
まだ少し寒いので、美恵はジャケットに手を入れ、USBをいじっていた。
証拠を手に入れたが、これは使えない。
訴えても相手にされないし、何より遙が可哀想だ。
美恵の瞳は濁っていた。
いつの間にか着いた自分のマンション。
部屋の前に立ち、彼女は呼び鈴をならした。
遙が怯えるかもしれないから。
しかし、いくら待っても返事がない。
仕方なく合鍵で鍵を開け、部屋に入る。
「遙ー」
「遙ー」
リビングにも、トイレにもいない。
美恵の部屋にも、寝室にも。
そして風呂場に足を運ぶと、彼女の心臓と体温は速くなり、高くなった。
「遙!!!はる・・・・」
倒れていたのは遙。
カミソリ、そして血。