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親友が襲われまして・・・・
第5章 レイプ被害者
風呂の中の蒸気はすっかり消え、湯は水と化していた。
そして、黒髪の少女は冷えきった体を床に預ける。
背中にへばりついた髪の毛ごと、美恵は彼女をおこした。
ぐったりとして、動く気配がしない。
わずかな呼吸で胸が上下するだけ。
その肌につけられた醜い縄の痕やかすり傷を見て、美恵はブレザーをそっと掛けた。
手首から少しだけ血が流れ、水と混ざるが、たいした傷ではない。
顔をあげると、鏡。
絶望に浸りきった顔がこちらを見ていた。
遙の性器からもまた、血が出ている。
そしてカミソリ。
大体の検討はつくのだ。誰にでも。
気を紛らわそうと入った風呂場で、傷ついた自分の体を目の当たりにしたら、か弱い女性はどうするのだろうか?
そして、黒髪の少女は冷えきった体を床に預ける。
背中にへばりついた髪の毛ごと、美恵は彼女をおこした。
ぐったりとして、動く気配がしない。
わずかな呼吸で胸が上下するだけ。
その肌につけられた醜い縄の痕やかすり傷を見て、美恵はブレザーをそっと掛けた。
手首から少しだけ血が流れ、水と混ざるが、たいした傷ではない。
顔をあげると、鏡。
絶望に浸りきった顔がこちらを見ていた。
遙の性器からもまた、血が出ている。
そしてカミソリ。
大体の検討はつくのだ。誰にでも。
気を紛らわそうと入った風呂場で、傷ついた自分の体を目の当たりにしたら、か弱い女性はどうするのだろうか?