この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
親友が襲われまして・・・・
第1章 崩壊の足音
日は高く上がりきり、チャイムは鳴り響く。
売店と食堂は人でごったがえし、教室では女子達が机をあわせ始める。
カラフルな弁当箱をひろげ、女子達は話をしようと口を開いた。
「遙~今日はあたしらのトコで食べよーよ」
「うん、いいよ・・・・ほら、美恵も」
美少女の後ろから現れた恐れるべき不良を見て、側にいた女子生徒達は一瞬動きを止めた。
うわっ・・・・相川じゃん・・・。
コイツまた乱闘したんでしょ?
怖~!!
しかし、再び何もなかったかのように動き始める。
「こっちこっち!相川さんもどうぞっ」
「わっ・・・・相川さん綺麗~」
「ほんと・・・・遙とは違う可愛さだよね~」
全てが歯のうくようなセリフだ。
美恵は何も言わず椅子に座り、話を始めた遙のことを見ている。
弁当なんてない。今日は遙の母が作ってくれたものの、食べずに鞄の奥にしまっている。
売店と食堂は人でごったがえし、教室では女子達が机をあわせ始める。
カラフルな弁当箱をひろげ、女子達は話をしようと口を開いた。
「遙~今日はあたしらのトコで食べよーよ」
「うん、いいよ・・・・ほら、美恵も」
美少女の後ろから現れた恐れるべき不良を見て、側にいた女子生徒達は一瞬動きを止めた。
うわっ・・・・相川じゃん・・・。
コイツまた乱闘したんでしょ?
怖~!!
しかし、再び何もなかったかのように動き始める。
「こっちこっち!相川さんもどうぞっ」
「わっ・・・・相川さん綺麗~」
「ほんと・・・・遙とは違う可愛さだよね~」
全てが歯のうくようなセリフだ。
美恵は何も言わず椅子に座り、話を始めた遙のことを見ている。
弁当なんてない。今日は遙の母が作ってくれたものの、食べずに鞄の奥にしまっている。