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親友が襲われまして・・・・
第7章 犠牲
派手な下着。その中から出来るだけ地味なのを美恵は選ぶ。

思い返せば約一時間前のこと。


遙が風呂に入っていたときだった。


急にインターホンが鳴り、美恵は身構えた。

映像を見てみると、立っていたのは男。



豊だった。

彼女は遙にばれないように静かにドアを開け、豊と対面した。


「風呂入ったか?」
「煩い。帰れ」
「凄い嫌われ様だな。お前は選択は出来ないと思うが」
ちらりと部屋の奥を見る豊。
舌舐めずりをする。
「・・・・・」
「わかったか?じゃあ下で待ってる」




もうアイツに好き勝手されたくない。
触られたくない。犯されたくない。


でも、遙を不幸にさせたくない。


小さな体。力を入れたら折れてしまいそう。


だから美恵は会う。

近くの手すりに寄りかかった男の腕が腰にまわる。

虫酸が走る。

冷たい陶器のように笑う豊を睨みながら、二人は進んでいく。





「・・・・美恵・・・」

窓からそれを見ていた遙には、わかりもしない苦しさ、悔しさだろう。





「今日は家に帰させない」と不敵に笑う彼に無理矢理キスされる。


「・・・寄るなっ・・・」

「今日は随分機嫌が悪いな」

「・・・機嫌が良い日があった?」

「今日の昼休みはあんなに痙攣していただろ?」

「・・・・・・」


その後も口喧嘩(たまに手も出る)を繰り返しながら目的地まで足を運んだ。




「ここは・・・・」

一見、ただのホテル。

しかし看板は『休憩』と『宿泊』でわかれている。


「入るぞ」

ぐい、と手を引かれ、抵抗虚しくホテルに引っ張られた。




「高校生がこんなところに来て良いわけな・・・・・」

「確かにな。ま、脱げ」

部屋に入るなり、美恵は服を脱ぐことを要求させられる。


「嫌」

「生理か?」

「変態」

「今更、危険日とか言うなよ?」

「・・・とにかく今日は絶対嫌」



豊は美恵を強引にベッドに倒す。


・・・今日何回目だったか?


風呂あがりということで、髪はしっとりとしていた。

薄いYシャツはすぐに剥がされ、白く美しい艶やかな肌が露になる。


「やめろ・・・」

彼女は両手を豊の首にかけた。
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