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親友が襲われまして・・・・
第7章 犠牲
「・・・・・」


目を開けると、周りには男たちがこちらを覗いていた。

椅子に腹のところで縄でくくりつけられ、手と足は固定されている。



いつから弱くなったのだろう。こんな雑魚に捕まるなんて。こんな雑魚に。



予想通り、身ぐるみは剥がされ・・・・・・・いや、下着が見えているだけか。ボタンは結構外されている。



「で、何?早く帰りたいんだけど。お腹へった」


「どういう状況かわかってんの?こいつ」

一人が近づいてきて、彼女の腹に蹴りを一発いれた。


「うっ!!・・・」

もう一回。

「あ・・・!!」



「最初はさ・・・・あんたの胸が急にでかくなったから、それをネタにここで暴行を加えるだけにしようと思ったんだけど・・・・こんな風に!!」


その男は握り拳を美恵の頬にぶつけた。

鈍い音がした。



悶える美恵の前髪を上に引っ張り、無理に目を合わせる。


「けど・・・・あんたの不意打ちの後の寝顔が可愛すぎてね・・・レイプもいいかな・・・・って」


反応が欲しかったから寝てる間は何もしてない、と言い、男は美恵の胸を乱暴に掴んだ。



「いっ・・・・・」


「で・・・っけえ・・・・やべぇ、これ始めて・・・・・」


「触んな」

「生意気だなぁ、ふん」


男は彼女に唇を近づけ、キスをしようとしたが、美恵は歯を出してそれを噛んだ。


男の唇から血がでる。




「・・・・この女!!!!」


男はまた拳を振り上げた。


と、そのとき。



第三者の足音が響いた。
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