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親友が襲われまして・・・・
第7章 犠牲
本物の、いやこの不良たちもその辺の安い悪よりは本物に近いのだろうが、豊は本当に本物の犯罪者だった。



噂だけだと笑っていた彼らも、豊から発せられる尋常ではない殺気に、ただの虎に震える羊となった。



「とりあえず彼女を返してくれないか?穏便に済ませたいだろ?」

彼の目が荒々しく輝く。


「な、なめやがって!!」


美恵の前の男以外の男子生徒は、豊に向かっていったが、全て投げたおされてしまった。





余りにも速い手際に、息をするのを忘れていた男子生徒は、次に大声で叫ぶ。



「そこから動くな!!この女がどうなってもいいのか!!!」

握り拳をまだ振り上げたままだ。


豊は構わず美恵の方へ進んでくる。




男子生徒は振り上げたまま、片手を彼女のスカートの中へ突っ込んだ。


美恵に鳥肌がたつ。


「こ、こいつを犯すぞ!!いいんだなっ!?」


「やってみればいいさ。お前の腕で美恵が感じるんならな」


美恵と男子生徒のすぐ前に立った豊は、彼女を見下ろすように笑った。


「さて、どうして欲しい?お前は」

「・・・・どうしてって?」

「そこじゃ息苦しいだろ?ほら、助けを求めろよ」

「助けろ、色情狂」

「俺の名前をいれて言え」

「お前ら何話してんだ!!」

そう言いながら、男は彼女の秘部に乱暴に指をいれた。

「いっ…………助けろ……!この馬鹿…………豊」












豊はその男を殴り、倒れこんだところを美恵の頭突きで攻められた。

即、気絶。
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