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親友が襲われまして・・・・
第8章 何色の日々
「いってきます」
「いってらっしゃい」
太陽のように笑う遙に笑顔を返し、玄関から外に出た。
いい天気。暖かい木漏れ日が辺りを照らしていた。
周りを警戒しながら、彼女は学校に向かった。
その警戒は杞憂だったが、大変なのはその日の一時間目の休み時間だった。
「相川~いるー?」
教室が異様な雰囲気に包まれる。
不良と生徒会長。何の関係も無さそうな二人。
違和感のある視線が美恵に向けられることになるのはそう遅くなかった。
当の本人は居眠りをしていたが。
「・・・・・何?」
目を擦りながら不機嫌そうに彼女は顔をあげた。
「仕事を手伝ってもらおうかなって!相川にしかできない…ね。じゃ、昼休み待ってるから」
扉のとこでいつもの爽やか笑顔で言って、すっと帰っていった。
美恵は嫌な予感しかしない。
「いってらっしゃい」
太陽のように笑う遙に笑顔を返し、玄関から外に出た。
いい天気。暖かい木漏れ日が辺りを照らしていた。
周りを警戒しながら、彼女は学校に向かった。
その警戒は杞憂だったが、大変なのはその日の一時間目の休み時間だった。
「相川~いるー?」
教室が異様な雰囲気に包まれる。
不良と生徒会長。何の関係も無さそうな二人。
違和感のある視線が美恵に向けられることになるのはそう遅くなかった。
当の本人は居眠りをしていたが。
「・・・・・何?」
目を擦りながら不機嫌そうに彼女は顔をあげた。
「仕事を手伝ってもらおうかなって!相川にしかできない…ね。じゃ、昼休み待ってるから」
扉のとこでいつもの爽やか笑顔で言って、すっと帰っていった。
美恵は嫌な予感しかしない。