この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
暴かれるトヤマのプチ黒歴史は・・・
第2章 17歳、春。
『あー、ほらほら。拗ねないの。』

先生をじっと見る僕に、困ったって表情を向け、手に持っている蛍光マーカーでツンツン僕の頬をついてくる。

『別に拗ねてません。』

『もぉ、それが拗ねてるの。
 ずっと悩んでるの知ってるし、
 早めに動いたほうがすっきりするでしょ。
 せっかく話せるチャンスだったのに。
 そうだ、タカシ君は好きな子できた?』

『・・いえ。』

『気になる子は?』

『・・特には。』

『じゃあ、マリさんと話そうよ。』

『絶対に嫌です。』


『うぅぅーん』


はぁ・・完全に駄々っ子を見る目で、僕の頬に当てた蛍光ペンをグリグリグリグリ。

『痛いですよ、さっきから。』

『ぅあ、ごめんごめん、考え事してた。
 っとねー、そっちへ行くか。』

全然気持ちが籠ってない謝罪の後、
机の上をパパっと片付けて僕の横へ来る。


『ちょっと立ってみて。』

『え・・はあ、こうですか?』


立ち上がると少し手を引き寄せられ、いつも微かに感じていた先生の香に包まれる。

さわやかなシトラスの中にほんのりと甘い香。

チャキチャキしてるのに、時々ふと女性らしい柔らかさを見せる彼女にぴったりの香。

・・堪らなく良い。

気がつくと僕は先生を抱きしめ唇を重ねていた。


『ぅあ、す、す、すみません!』


急いで顔をそむけても、柔らかな唇の感覚はとんでもない熱を全身へ伝播して、僕を焼き殺しそう。

っく・・熱い。


直ぐに離れるべきなんだろうけど、
先生の腕は何故か僕を掴まえたまま放さない。


『怖い?』

『え?い、いえ、そんなんじゃ』

『もっとして良いよ。
 経験があれば、少しは楽に考えられるだろうから。』

『け、っぁっえ?そ、それ』

経験?!どの?どこまで?本気ですか?

って、何を喜んでんだ!

駄目だろっ!そんな理由で!先生を・・


『だ、だ、』

抱くとかぁぁぁ。落ち着けぇ、まともに話せないっ
/11ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ