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【SS企画】みんななかよし
第12章 【SS企画】副賞 聖なる夜に口づけを。
大きなガラス窓にカーテンをしないまま、朱羽の膝の上に横抱きにされたあたし。
セーターは捲り上げられ、セーターの中に頭を突っ込むようにして、朱羽が唇と舌であたしの胸の頂きを勃ちあがらせて、愛撫してくる。
「や、あ、あんっ」
朱羽の頭を弄りながら、薄暗いこの素晴らしい夜景に溶け合うようにして、青白いあたしの身体は淫らに揺れる。
セットした髪を乱しながら、赤子のように尖りに吸い付く朱羽。
夜景の照明に浮かび上がらせた美麗な顔は、どこまでも魅惑的な大人の表情で。
大人でなければ、ここまで淫らな愛撫であたしを喘がせないだろう。
やがてあたしの背を支えていた片手も脇から出て、乳房はあますところなく触られて、快感の波を大きくさせていく。
乳房もそうだが、朱羽の手があたしの肌を滑る度に、たまらなくなって声が出てしまう。
連動したように朱羽を求めて股の間も熱く潤ってしまう。
唇を重ねて舌を絡ませながら、朱羽の手は下に伸び、スカートを捲り上げられる。ストッキング越しから大きく触られ、思わずあたしの腰が揺れる。
朱羽の指先がストッキングとショーツを掴んで下に下ろす。あたしも腰を浮かせながら協力すると、するりとそれは引き抜かれて床に放られた。
朱羽がねっとりと舌を絡ませながら、あたしの黒い茂みに指を這わせる。
それだけで蜜壷が歓喜に収縮を繰り返す。
朱羽の手が伸びて、あたしの片足を持ち上げるようにして、内股を撫で上げる。
ぶるりと身震いするあたしに、朱羽は艶然とした眼差しを見せながら、くちゅくちゅと音をたてて舌を絡ませ、それとは違う音をたてて、ピアノでも弾いているかのように軽やかに、花弁を開き始めた。