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【SS企画】みんななかよし
第4章 【感謝】アンケート回答者にご挨拶
怜さま
→香月朱羽(シークレットムーン), 結城睦月(シークレットムーン),
朱羽「怜さん、俺と結城さんを選んで下さり、ありがとうございます」
結城「いやあ、どうするよ香月。『やはり』このふたりって言われたよ」
朱羽「そりゃあ結城社長は人柄もいいですから」
結城「……っ、もう一回言って?」
朱羽「結城社長?」
結城「……くっ、なんだかお前に言われるとじんとするんだよな」
朱羽「結城社長、結城社長、結城社長」
結城「……よせよ、照れるって」
朱羽「……(なんか可愛い)」
結城「社長になったら、役立たずの重役共を一掃して、新人事を考えねぇとな。香月はなにがいい? 副社長? 専務? 常務? 執行役? 執行役員?」
朱羽「俺は、そのままでいいです」
結城「欲を出せよ。お前は会社の中枢なんだからな。で、俺の右腕///」
朱羽「///」
結城「やっぱり副社長がいいかなあ」
朱羽「いいえ、やはり課長職のままでいさせて下さい」
結城「なんで課長がいいよ? 出世できるのに」
朱羽「……あのひとに、『課長』と呼ばれるのが好きで///」
結城「おまっ///」
朱羽「あのひとの中で課長でいたいなって」
結城「それならふたりの時に、課長主任プレイしてろって。ああ、もう。人事は俺が考える!」
朱羽「あなたは、あのひとに課長と呼ばれるの、どきっとしませんでした?」
結城「……っ(したよ)、はいはいごちそうさまでした」