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【SS企画】みんななかよし
第6章 幕間 1 【8位~5位】
Qイタ公の応援に駆けつけたのは……!!
イタ公「我の応援か!? それは黒陵の民全員が……、いやいや蒼陵の民全員……、誰だ、誰なのだ!?(嬉しそうにぴょこんぴょこんと跳ねる)」
????「ぶへぇぇぇぇぇ!!」
イタ公「おい、誰かいるか! 鼻の穴が大きい、はげ頭の大きな"らくだもどき"がひっくり返って、足をパンパンしているのだが、どこかに連れて行くのだ。で、我の友はどこなのだ?」
????「ぶへぇぇぇ!!(同胞玄武よ、我が激励に応えよ)」
イタ公「まさか、おぬしは……」
????「ぶへぇぇぇぇぇ!!(久方ぶりよの。まさかそなたがその姿になるとは)」
イタ公「なぜにおぬしはその姿なのだ。自慢の大きな翼はどうしたのだ」
????「ぶへぇぇぇぇぇ!!(我も我で緋陵で色々大変な目にあっての、そなたの武神将がラックーと名付けてくれたぞ)」
イタ公「なんと、おぬしまで大変なのか。今はラックーなのだな。我も我の武神将が"イタ公"と呼んでくれるのだ♡」
ラックー「ぶへぇぇぇぇぇ!!(あの者、中々に名付けるセンスがよいの。そなたもいい武神将を選んだものだ)」
イタ公「荒削りだがな、最強の武神将である父親を超えるやもしれぬ逸材ぞ。それよりなんでおぬしは、らくだに酷似した姿になったのかの? 我がこの世界の図鑑で見たものより、鼻の穴がやけに大きい気がするが(我、あの中に入って、探検できそうだ。なにが出るのか)」
ラックー「ぶへぇぇぇぇぇ!!(我はなぜ鼻の穴が大きいラクダなのかわからぬが、なぜそなたはイタチなのだ?)」
イタ公「白くてふさふさだからなのだ♡ 我の武神将がこの姿にしてくれたのだ。そうしたら人間の友もたくさん出来てな、我ともふもふしてくれるのだ」
ラックー「ぶへぇぇぇぇぇ!!(もふもふ? もふもふとはなんぞや)」
イタ公「もふもふとはな(ちょっと自慢げ)」
サク「ラックー、ぶへぇぇぇ!!しか言ってないのに、よくイタ公内容がわかるな。神獣言葉なのか、ぶへぇぇぇぇぇ!!は(だけど本編あの状態で、よくここまで来れたな)
……よかったなイタ公、仲間が駆けつけてきてくれたから、すげぇ嬉しそうだ。やっぱ姿より、心だよな! 姫様にちゃんと言っておかねぇと」
※ラックーの正体は本編で(笑)