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【SS企画】みんななかよし
第7章 【SS企画】②結城とナツ各ヒロインへHなプレゼントを買う
「うおっ、どうしたどうしちゃった!?」
「これが大きくなりながらびくんびくんするんだよ? どこなんて聞かないでね、アダルトグッズがあるところで、それは聞くのは野暮!」
結城さんはじっと、『帰ってきた コダマクン』を見ている。
「これにする? お土産」
「いや、その……」
「遠隔操作もできるんだよ? こうやってスマホで……」
「すげぇ、ナツの通りに動く!!」
「これはサクラが特許とってるんだから、シークレットムーンで開発しないでね」
「あのな、シークレットムーンはアダルトグッズは使わねぇよ!」
「ふふ、だったらよかったな。さあて、僕はどれにしようかな。しーちゃんの下のお口が喜ぶものは、どれかな~」
「……楽しそうだな」
「楽しいよ? 選ぶより、使っているの見る方が楽しいけど。結城さんは違うの?」
「いや……」
結城さんが真っ赤だ。
凄い真面目なひとなんだな。間違っても僕達の世界には来ちゃいけない気がする。……あ、僕も真面目だからね? 皆が変態さんって可愛い愛称をつけてくれているだけで。
ふふ、しーちゃんの下のお口、下のお口♡
結城さんが、歴代のバイブがずらりと立てられ、大小太細様々なものが一列に並んでいる棚をじっくり見ている。
「なになに? 昔ながらの方?」
にやにやしながら聞くと、
「いや、あのさ……ナツ。あれ……」
結城さんが一点を指でさす。
それは――。
「うわ……ふさふさバイブだ!!」
長さが30cmくらいの、真っ白いふさふさの毛がついたバイブ。
「いや、あれはどう見ても」
結城さんがなにか言ってるが、僕は無視してされに手を伸ばし、ふさふさのところを指で撫でてみる。
『やめよ♡』