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【SS企画】みんななかよし
第7章 【SS企画】②結城とナツ各ヒロインへHなプレゼントを買う
「うわあ、喋るバイブ!? 凄い凄い!! 可愛いお顔までついてる」
「いやな、ナツ。これは顔つきバイブじゃなくてさ」
「おマメちゃんを刺激するのがこの小さいところかな?」
『我と握手か♡』
「ふふ、面白いなあ。カリのところもいい大きさだあ!」
『これ、我の頭を引っ張るではない♡』
「うわ、尻尾!? イタチ型なんだ!」
「いや、イタチだろ、どう見ても」
「イタチブームに乗っかったんだよ。これいいなあ」
台から手で持ち上げてみると、それは前傾してへろんと垂れてきた。
「堅さが足りないかな」
『疲れたのだ、我の友とずっと目を見開いて直立していたから』
「イタ公さん……、そんなこともさせられているのか……」
結城さんがしみじみ言うから、僕は笑った。
「いやだなあ、結城さん。これがイタチちゃんのわけないじゃないか。僕このバイブにしようかな。温かいんだよ、こうやって触ると」
『いやん♡』
「これならしーちゃんの下のお口が喜ぶと思うんだよね! 優しく愛してあげれそう♡」
「……いやあ、どんな化け物でも、イタ公さんが可哀想だ」
「だから、これはバイブだよ、バイブ。スイッチはどこかな?」
『擽るではない。これ、ひゃ、ひゃひゃひゃ……』
「お、ここだな、バイブが震えるの」
「いやいや、それはくすぐったくて笑っているだけだから。……イタ公さん、もうそんな真似しなくてもいいぞ?」
結城さんはあくまでイタチにしたいらしい。どう見てもバイブなのにね。