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【SS企画】みんななかよし
第9章 【SS企画】③サクとイタ公がH話をする
 
 

『おおっと、まさかのイタちゃんのえっちしたことある発言!! だったらイタちゃんから言ってみましょう。初体験はいつですか?』

「ふむ……。我が成体になった時だから、今から498,125年ほど前かの。いやもっと前だったかの……」

「待て待てイタ公今何歳だ!?」

「ふむ。我は……×△○※%◇▼&□◎だ!」

「なんだって!! お前、そこまで年上だったのか!?」

「左様。だから小僧と言っておろう」

『え、イタちゃんのお誕生日は何日なの?』

「おたんじょうびとはなんぞや?」

『え、誕生日で通じないなら、birthday?』

「おお、ばーすでーな。我が生まれたのは冬で……」

 イタ公はすげぇ。ばーすでーってなんだ? 神獣語か?

『じゃあその日にローソクたてて祝いするの、大変だなあ。ローソクが全部入るくらいのホールケーキ作らないといけないの? ナツ作れる?』

 ガラス窓から卑猥魔王(弟)のナツが出て、なにやら頷いて笑っている。

『イタちゃん! birthdayはこっちの世界式でお祝いしようね』

「嬉しいのだ♡」

 こーんなに可愛い顔をしたイタチがよ。

 あ、もしかして亀公の時か、初体験。

「なあイタ公。女神ジョウガって何歳なんだ? お前を作ったんだろう?」

「ジョウガは……(こそこそ)」

「うわ、ババアかよ」 

「これ、ジョウガを悪くいうではない」

 イタ公が、俺の腕をちょんと触った。

 恐らくこの世界で言う、"ツッコミ"という奴だな。

 イタ公、ユウキとお笑い見てたもんな。この世界に馴染みすぎて、俺らの世界守ること忘れるなよ? お前、カナタが進めてくれねぇけれど、今大変なんだから。それなのにこんなところに遊びに来ていて、本当に大丈夫か?

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