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【SS企画】みんななかよし
第9章 【SS企画】③サクとイタ公がH話をする
Saku Side
インマシズルの合図で次に始まったのは、卑猥なてぃっしゅ箱から紙を取り出すということ。
たくさんの三角に折られた紙を破って出てきた文字を言うように言われるが、卑猥な場所からは、卑猥な言葉しか出てこないらしい。
"あなたが触られて気持ちいい性感帯はどこですか? 3つ教えて下さい"
『サクくんの性感帯を3つ教えて下さい!』
……性感帯って。大した経験もねぇのによ。
『シズちゃん、セイカンタイって?』
『ユウナちゃんが、サクくんに触られて気持ちいいって思うところの逆バージョン。ユウナちゃんに触られたら、サクくんが気持ちいいって思う場所』
『////』
『……想像出来るシチュエーションはあったんだね』
『サクくーん、性感帯はどこですかぁ?』
卑猥魔王(弟)の声。
『ちなみに僕は、しーちゃんにならどこでもOK! だけど、僕は……後ろの穴、息子さん、胸、が一番!』
後ろの穴ってなんだよ!!
『サクくん、早くー!!』
ああ、くそっ。
「耳、首、胸、以上!!」
ああ、恥ずかしい。
『うそだあ、男なら息子じゃないと!』
『お前らの中で、三位以内に息子が入っていない奴はいるか?』
余計なことを、卑猥魔王兄弟め。
「ああもうわかったよ。入れていいよ、入れろよ!」
『やっぱり触られたら気持ちいいのは、息子さんだよね、サクくん』
「ああ、そうだ。気持ちいい、気持ちいい」
俺が自棄気味でそう言うと、姫様の声がした。
『サク。あたし、触ったことないんだけれど』
ぎくっ。
『誰に触られたの!?』
ぎくぎくっ。
「いや、その『イタちゃんの番だよ、イタちゃんはどこを触られると気持ちいいの?』」
さんきゅー、インマシズル。
「我が触られて気持ちいいのは、毛なのだ。もふもふなのだ」
『なんだかイタちゃんはこのままでいたいわね』
『俺もイタ公さんを卑猥にしたくないです』
……俺はいいのか!
次々と卑猥な質問の紙を引かされる。
"好きな体位はなんですか?"
「知るか!」
「後背位なのだ」
"女の子がイクまでクンニをしたことがありますか?"
『……シズちゃん、くんにって? ……ふんふん、……ああそのことね』
『ユウナちゃん経験者!?』