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二人の密会
第10章 本能
あれからいつものように4日後のデート
雌犬のところで待ち合わせして、香芝のラブホへ向かう
雌犬が歩いて車に近づいてきたが、ミラー越しに見て違和感があった
車に乗って僕の方を見て
「これ見て」
首に巻いていたスカーフを取ると首輪が付けられていた
「どうしたんだ」
「準備してきたの」
「ただ単にはめたかっただけだろ」
「ううん。貴方色ってどうすればなれるかなぁ~って思って」
「嬉しいぞ。でもこれってアクセサリーにしか見えないな。いいものがある」
首輪にプラスチック製のチェーンを付けてやった
「これならどう見ても繋がられてるって思ってくれるな」
「思うって、誰が?」
「見た人だ」
「そうね……」
「嬉しくないのか」
「ただ私は貴方を喜ばせたいだけ」
「俺が喜ぶって、こういう事だ」
「そうよね」
「でも、いい。自分から変えようとしたんだからな」
「ありがと」
ラブホに着いてフロントで鍵を貰う
雌犬は僕の後ろで隠れてた
「なんで隠れるんだ?」
「だって近くで見られたら、やっぱり恥ずかしいよ」
「ファッションだと思えよ」
「これが? どうしても繋がられてる女にしか見えないよ」
「そうしか見えないな。雌犬が恥ずかしいって言うから、アクセサリーだと思って晒せって言ってるんだ」
「このラブホは馴染みだから、また来たって言われるよ、きっと」
「だから、何?」
「でた、だから、何?って。反論を打ち消す言葉だよ」
「雌犬に反論はない。従うだけだ」
「俺は手綱は持たないからな」
「どうして? 一人でしてるって馬鹿みたい」
「馬鹿か……。自分からしてるんだ、エロいじゃないか」
雌犬のところで待ち合わせして、香芝のラブホへ向かう
雌犬が歩いて車に近づいてきたが、ミラー越しに見て違和感があった
車に乗って僕の方を見て
「これ見て」
首に巻いていたスカーフを取ると首輪が付けられていた
「どうしたんだ」
「準備してきたの」
「ただ単にはめたかっただけだろ」
「ううん。貴方色ってどうすればなれるかなぁ~って思って」
「嬉しいぞ。でもこれってアクセサリーにしか見えないな。いいものがある」
首輪にプラスチック製のチェーンを付けてやった
「これならどう見ても繋がられてるって思ってくれるな」
「思うって、誰が?」
「見た人だ」
「そうね……」
「嬉しくないのか」
「ただ私は貴方を喜ばせたいだけ」
「俺が喜ぶって、こういう事だ」
「そうよね」
「でも、いい。自分から変えようとしたんだからな」
「ありがと」
ラブホに着いてフロントで鍵を貰う
雌犬は僕の後ろで隠れてた
「なんで隠れるんだ?」
「だって近くで見られたら、やっぱり恥ずかしいよ」
「ファッションだと思えよ」
「これが? どうしても繋がられてる女にしか見えないよ」
「そうしか見えないな。雌犬が恥ずかしいって言うから、アクセサリーだと思って晒せって言ってるんだ」
「このラブホは馴染みだから、また来たって言われるよ、きっと」
「だから、何?」
「でた、だから、何?って。反論を打ち消す言葉だよ」
「雌犬に反論はない。従うだけだ」
「俺は手綱は持たないからな」
「どうして? 一人でしてるって馬鹿みたい」
「馬鹿か……。自分からしてるんだ、エロいじゃないか」