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花籠屋敷
第3章 来客の号外
布団を担いで桔梗は元の道をまた降り始めた。川まではもう直ぐだ。
想像以上に時間を取ってしまった。太陽は頂点から徐々に落ちかけてる。
清掃仕事は3時頃には終わらせないとならない。
太陽の位置からいって、今は昼過ぎ1時近いんじゃないだろうか…
漸く、洗濯場に着いた桔梗は布団を川に浸し、足で踏んで汚れを落とし始めた。
季節は春の初めで日光は暖かいが、川の水は雪解け水で冷たかった。
頭は少しクラクラするも、足の冷たい感触に気を取り戻す。
ある程度汚れが落ちたのを見ると、桔梗は布団を引き上げ洗濯場の大きな桶に布団を入れ、水で満たした。
粉石鹸をいれると、もう一度足で踏んで洗い始める。
おかしい?…まだ揺れてる?
桔梗は、踏みながら軽い眩暈を感じる気がしたが、気のせいだと洗濯を続ける。
足元で粉石鹸の良い匂いがした。
十分に踏めば、布団を川に浸し、粉石鹸をすすぐ…
最後に、布団を干して終わりだ。
桔梗は洗濯場で布団を踏んで水気を切ると、干し場の竿に、布団を掛ける。
日光が眩しいが、一仕事終えた達成感は心地良い。
と、同時に強烈な眠気が桔梗を襲う。
倒れてる…と気付いた時には、桔梗の視界はブラックアウトした。
想像以上に時間を取ってしまった。太陽は頂点から徐々に落ちかけてる。
清掃仕事は3時頃には終わらせないとならない。
太陽の位置からいって、今は昼過ぎ1時近いんじゃないだろうか…
漸く、洗濯場に着いた桔梗は布団を川に浸し、足で踏んで汚れを落とし始めた。
季節は春の初めで日光は暖かいが、川の水は雪解け水で冷たかった。
頭は少しクラクラするも、足の冷たい感触に気を取り戻す。
ある程度汚れが落ちたのを見ると、桔梗は布団を引き上げ洗濯場の大きな桶に布団を入れ、水で満たした。
粉石鹸をいれると、もう一度足で踏んで洗い始める。
おかしい?…まだ揺れてる?
桔梗は、踏みながら軽い眩暈を感じる気がしたが、気のせいだと洗濯を続ける。
足元で粉石鹸の良い匂いがした。
十分に踏めば、布団を川に浸し、粉石鹸をすすぐ…
最後に、布団を干して終わりだ。
桔梗は洗濯場で布団を踏んで水気を切ると、干し場の竿に、布団を掛ける。
日光が眩しいが、一仕事終えた達成感は心地良い。
と、同時に強烈な眠気が桔梗を襲う。
倒れてる…と気付いた時には、桔梗の視界はブラックアウトした。