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母ちゃんと婆ちゃんとそして・・・
第4章 ■そうそう、もっと怖くなる・・・・・
「知ってるよ、前教えてくれたことあったじゃん」




「あーーそっか」




「ケーキ買ってきたから食べようよ」

話しながら玄関へ行くと、ドアの向こうに愛子の声がする、電話を切ってドアを開けた
白のコートで、赤いスカートが見える。
かわいいいーーーーっ




「おっ入りなよ」




驚いたし、うれしいし、ドキドキしたぜ!




「失礼しまーす」




「今日さ、母ちゃんも、婆ちゃんも朝から出かけていていないんだよ」
「座りなよ」




ダイニングテーブルにひとまず座らせて、何話そう。。緊張するーーっ




「うん」
「ケーキ、すぐには食べないでしょ冷蔵庫入れていていい?」
「お昼食べない?」




「おぅ、構わんけど」「俺ご飯とか作れないよ」




そう言いながら、愛子は俺んちの冷蔵庫を開けてケーキを入れる。




「うわーっ、スタミナドリンクいっぱいあるね」




おおおおーーーっ、ヤバイ!
とっさ口から出まかせがでた。




「母ちゃん、保険の外交員だから疲れる仕事だから買ってくるんだ」
「婆ちゃんも気を使って買ってくるから結構あるんだ」




「ふぅーん、そうなんだ」「お母さん大変ね」




「そっそっ、そう大変なんだ」





「ほら、パスタを買ってきたんだ」
「ソースはレトルトだけど作って食べない」
「食べてないんでしょ」
「お昼だし、私もお腹すいた」




またまたラッキー!




「お願いしまーす」




愛子が作ってくれるってヤバクねーっ!
決めた!今日告ろう。
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