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×アリエナイカノジョ×
第8章 ◆ Opening
 
 慌てて視線を逸らす気配を隣の席から感じつつ、相変わらずニヤニヤとした笑みを見せている紗英に身構える。

「いやぁ。何か…良い雰囲気だなぁ…と」

「ちょっ。な、何言ってんのっ!?」

 紗英の突けばぷにゅっと指先が埋まっていきそうな胸の谷間を妬ましく思いながらも、その言葉に焦りを見せる美穂。

「ほほぉ。その反応は………」

 紗英に賛同するかのように、正行までもからかいだす。

「アンタまでニヤニヤすんなっ」

狼狽えて顔を赤くさせた美穂の右手が瞬時に動いた。

「ふぉっ!? あ、あぶっ……コンパスはヤバいって」

 何故かペンケースに入っていたコンパスが、正行の頬を掠めたのだった。


…あ…また………


 照れ隠しからつい暴力的になってしまう事に、美穂は自己嫌悪に陥るのだった。


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