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第9章 ◆ Scene01

　
　内股を撫でていた左手が、無毛のワレメへと移動する。

　人差し指と中指が襞に触れれば、ヌルッとした感触にカラダが震える。

　イヤらしいメスの匂いが鼻を吐きそうな程におツユを溢れさせている事実に、紗英の情欲は歯止めが利かなくなっていた。

「こんなになってるのぉ…ほらぁっ」

　左手の指先が襞を割り広げ、トロトロとおツユが溢れ続ける膣口を晒け出す。

「んうぅっ……紗英の…イヤらしい…おまんこ……視てぇ………」

　大開脚をしながら、ワレメのナカまでを自ら晒け出す行為に、紗英は口許から唾液を垂れ流しながら甘い声を洩らしたのだった。

「視られてるだけで…紗英……イっちゃいそぉっ」

　多数の男達が股間を覗き込む妄想。

　イヤらしいワレメを覗かれている興奮が、子宮の疼きを更に強めていく。

「も、もう……ガマン……ムリぃ………んはぁっ」

　強まる疼きが、紗英の左手を突き動かした。

　襞を広げていた二本の指が、躊躇無く膣口へと挿し込まれた。