この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
×アリエナイカノジョ×
第10章 ◆ Scene02
 
「ま、まぁ………」

 それが誰の物かは把握していない美穂。

 頬をヒクヒクと引き攣らせ、後退りながらも口を開いた。

「ひ、人の趣味にとやかく言うつもりは無いけど…」

「えっ?」

「で、でも、持ち歩くのはどうかと思うんだよね」

「えっ?えっ?」

「い、いやね。盗んだ訳じゃないと思いたいけど、普通男がそういうの持ってる訳はないし…」

「あ、あの………」

「アタシはそういう趣味は家の中でやるべきじゃないかと思うんだけど」

「え、えっと………」

 明らかにショーツだと把握していた美穂。

 影人に女装癖があるものだという思い込みで次々と言葉を吐き出したのだった。

「ま、まぁ…アタシは気にしないから大丈夫。アタシだって言えないような趣味が………」

 影人を慰めようとするあまり、思わずイヤらしい妄想全開の小説を書いていることを暴露しそうになり、言葉を濁した美穂だった。


―――――――――
―――――
――
/271ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ