この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
×アリエナイカノジョ×
第11章 ◆ Scene03
 
「ほら、もしかしたら…サエちゃんの方に付くかもしれないよ?」

「えっ? えっ?」

「今はアイツに頼まれたからやってるけどさぁ。
 元々、そんなにアイツに義理立てしてる訳でも無いし。オレからしたら、待遇の良い方に付くかもしれないって事だよ」

 薄い笑みを浮かべながら、次々と言葉を吐き出す男子。

「で、でも…。美穂ちゃんに伝えれば…それで………」

「それで事が済めば良いんだけどね………。場合に因っちゃあ…アイツ………」

 まるで美穂の身に何か有るかもしれないという含み。

 紗英の思考は更に渦巻いていく。


…こ、これって…紗英が頑張れば…
…美穂ちゃんは大丈夫って事……かな……
…でも…やっぱり紗英に…やらせたいのって………


 教卓の上に座る先輩男子。

 痩身にイケメンとも取れる顔立ち。

 見た目は悪くない。

 何かと誘導はしてくるものの、性格もさほど悪くは無かった。

 紗英はチラッと視聴覚室を見回した。
/271ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ