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×アリエナイカノジョ×
第11章 ◆ Scene03
「いやぁ…オレとしてはサエちゃんのデカパイもイヤらしいトコも、粗方撮れて大体満足なんだけどさぁ」
「じゃ、じゃあ………」
「そんなに体エロくしちゃって、サエちゃんは平気なのかなぁ…って」
「さ、紗英は…へ、平気………」
男子の言葉に解放される一縷の望みを抱いてクチを開いた紗英。
しかし、依然として上半身裸のカラダは火照り続けている。
カラダの隅々まで撮られているような男子の手の動き。
平気だと良いながらも、カラダは更なる欲望を求めていた。
「平気なら別に良いんだけどねぇ。ただ、此処にはオレしか居ないしぃ。ここまで見せちゃったら、もう一緒だと思うけどねぇ」
男子の誘惑。
暗に更に痴態を晒せと言ってるようなもの。
普段であれば、一緒だと思う事など有り得ない。
しかし、貪欲に欲望を求める本能が理性を閉じ込めようとしていた。
それが、イヤらしい姿を初めて撮影されたという興奮が背中を押したのだった。
「さ、紗英………ほ……ホントは………」