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×アリエナイカノジョ×
第11章 ◆ Scene03
膝を立てて脚を開いた紗英。
M字開脚の脚の間に右手を差し込む。
…あ、イヤ…マジで…?
…言ってみた物の……ホントにこんなトコで…おっ始めるとか………
いくら興奮しているとは言え、まだ、若干なりの罪悪感もあった男子。
半ば、やらないと踏んでいての発言だった。
「ンッ…ンア……」
それが、画面を通して見えるのは、ブルマの上から股間を弄り、熱い吐息を交えながら微かに喘ぐ紗英の姿。
整った眉を寄せ、表情を歪ませながら更に左手で胸を揉み拉いている。
視聴覚室で撮られていると分かっておきながら、オナニーを始めた紗英。
有り得ない光景に、男子のズボンの下は冷たさを増していった。
「うわ…ホント……サエちゃんエロすぎ……」
「ンハァッ……そ、そんな事ぉ………」
男子が言葉を発する毎に、撓わな胸がグニュグニュと歪に形を変える。
股間を滑る右手の指が動きを早めていく。