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×アリエナイカノジョ×
第2章 この一コマ
 
【影人 View】

「白……水色……」

「………」

 コイツは何がしたいんだろう。

「おお…赤……」

「………」

「こっちは…黒とか………」

「…おい………」

「しっ! 静かにしろよっ」

「………」

 イケメンなのに。

「おおっ……ピンク………」

 爽やかなヤツだと言われてるのに。

「クマさんはないだろ………」

 屋外階段の下で寝転がって、降りてくる女子のスカートの中を覗いてるバカが一人。

「見付かっても知らないからな…」

「大丈夫、大丈夫」

 何を根拠に言っているんだか分からない。

 正行なら堂々言えば、大抵の女子なら見せてくれると思う。

「おおっ? この声は………」

 声を抑えながらも驚くなんて器用な真似をする正行。

「お前…いい加減に………」

 ボクにもしっかりと聞こえた。

「……からぁ…………って訳なんだよぉっ」

「そんな訳無いでしょっ」

 アニメ声と活発な感じの声。

 聞き間違えようが無かった。

「…どうするぅ? さっさと退散しようかぁ?」

 ニヤッとする正行の表情がムカつく。
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