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×アリエナイカノジョ×
第3章 ホントの一コマ
 
「あ、あんまり近くに……。汗掻いちゃってるし……匂いも………」

 頭上から恥ずかしがるアニメ声が聞こえる。

 気付けば、目と鼻の先に彼女の股間があった。

 黒く小さなショーツに包まれた股間。

 良く見れば透けている。

 パイパンだと確信すると興奮は鰻登りだった。

「あ、あぁ…。ごめん…ねぇ………」

 余りにも近付きすぎて、マズいと思って顔を上げた。

 絶景が待っていた。

 彼女の顔がデカパイで見えなかった。

 まさか、エロアニメの様な光景を拝めるとは思っても居なかった。

 と言うか、彼女の存在自体が既にエロいとしか思えなかった。

 小柄な体型なのに爆乳とかパイパンだとか、エロアニメでしかなかった。

「ありがとうございます」

「え、えっと………」

 いきなりお礼を言われて戸惑うのも分かる。

 分かるけど、言いたい気分だった。

「そ、それでぇ………」

 彼女の言葉に、自分の中から遠慮なんて言葉は無くなっていた。
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