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×アリエナイカノジョ×
第3章 ホントの一コマ
 
「…絶景だ」

 目の前には、物置の壁に両手を着いてお尻を突き出している美女。

 噂されるほどの可愛い彼女が、おっぱいを丸出しにしてお尻を突き出している。

 捲れたスカートから覗く、黒の細い紐を谷間に通した丸く白いお尻。

 染みなんて一つも無い、爆乳と同じようにスベスベしてそうな肌のお尻。

 揉み応えのありそうなお尻。

 おっぱい星人だったけど、お尻星人でも悪くない。

「は、早く治ってくれないとぉ……。紗英…恥ずかしくって………」

 恥ずかしいなら、ビンタの一つでもカマして逃げれば良いのに。

 それなのに、恥ずかしさからかお尻をモジモジとくねらせて顔を赤らめている。

 治る訳なんてない。

 それに、ホントに彼女の行く末が不安。

 ここまでされて、騙されてるって何故気付かないのか心配になる。

「も、もう少ししたら…多分………」

「そ、そう?」

 もう、止める気なんて更々無かった。

 こんなシチュエーション、今後有るわけが無い。

 オタクっぽい風貌でも、性に関しては強い方だと自覚している。

 思春期真っ盛りなら、これで止まるなんて無理だった。
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