この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
×アリエナイカノジョ×
第5章 カノジョたちの一コマ
 
「…でさぁ、この前はねぇ………」

「だから言ったろぉ」

 なんだ、この状況。

 折角だからと、四人でファミレスに来ている。

 向かいに美穂ちゃんと土佐くんが並んで、話に華が咲いている。

 二人は幼馴染みだった事が判明した。

 だったら、仲が良いのも頷ける。

「………」

 チラッと横を見れば、俯き気味に赤い顔を伏せた儘の薄井くん。

 熱は大丈夫なんだろか。

「あ、いや…熱は………」

 訊いてみても、更に顔を赤らめて口籠もるだけ。

 大丈夫なら良いんだけど会話が続かない。

「だからいつも言ってるでしょぉっ」

「分かった…分かったからっ」

「………」

「…ズズゥッ………」

 テーブルを挟んで対照的な二人組が二つ。

 何であの二人はくっつかないんだろ。

 そう思わずにはいられない。

「…ズッ…ズズズズズゥッ……」

 オレンジジュースが無くなった。

 お代わりしてこよう。


―――――――――
―――――
――
/271ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ