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×アリエナイカノジョ×
第6章 ホンネの一コマ
 
 メロンの様な大きい二つの盛り上がり。

 先端を僅かに隠してブラウスが開けている。

 ホントにノーブラだったとは思わなかった。

「は、葉山さん?」

 白く柔らかそうな胸に吸い込まれそう。

 小さな赤いショーツに隠された股間に引き寄せられそう。

 ドキドキと告白とは違う昂ぶりが鼓動を速くさせる。

 鼻の奥が益々熱くなっていく。

「紗英だって…もう……オンナ…だよね?」

 元気を分けてくれるような明るいアニメ声が、妖艶な響きで鼓膜を刺激してくる。

 喉が渇いて、思わずゴクリと喉を鳴らす。

 夕陽を浴びながら、胸も股間も晒している煽情的な葉山さんの姿。

 一見してボクに襲われているようにも捉えられる光景。

 それでも、人通りなんて皆無に近い、夕暮れも深まった河川敷。

 チラチラと辺りの様子を窺う。

 やはり、人影なんて見当たらない。

「ほら………おっぱいなんて…充分………」

「えっ!?」
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